SMILE make SMILES

ダイバーシティとユニバーサルデザインに興味あります。

Meet the Other !

場創りに行き詰まり、というか、一歩も踏み出せずにいるうちに、いろんな壁や溝をどうすれば取り払えるのかと悶々と考えるようになった。

マジョリティとマイノリティの壁

それぞれのマイノリティ同士の間の溝

社会の構造がー!
政策の不備がー!
歪んだパワーバランスがー!

という大きなものに対するモヤモヤは確かにそうなんだけど、もっと根源的でかつ目の前のところからコツコツしていかないと。

と考えると、やっぱり理解なんだよなぁ。

じゃあ、理解し合うために必要なことって…

そう、何より出会うこと!

対等な人対人の関係で出会うこと!

会ったことのない人の気持ちを考えるのはものすごく難しい。
でも、会ったことのある人の気持ちなら少しわかる気がする。

わからないから遠く感じるんだったら、近づきあってわかっていけばいい。

なるべくたくさんのカテゴリの人たちが交わって、気付けばカテゴリなんて取っ払っちゃうような。

コンセプトは「『みんなちがってみんないい』を全身で感じ合って笑い合う幸せ空間」

その名も「Meet the Other !」

具体的なことはな〜んにも浮かんでないけど、そんな何かが実現して、ソーシャル・インクルージョンに繋がっていったらいいな。

ハイパー児童館ぷれいす

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それ、どこにあるの?
田﨑の頭の中にあります!

というか、まだまだ構想段階。

前日エントリーで書いた通り、誰もがありのままであたりまえに笑顔でいられる場所を作りたいと考えていて、名前を先行してつけてしまった。

出入りは自由。
料金も負担感がない額。

そういう性格を表すのに「児童館」が合ってるな。

そこが分け隔てなくどんな子どもでも受け入れるから「ハイパー」。

誰にとってもホッとできる場でありたいから、平仮名で「ぷれいす」。

そんな想いを込めたネーミング。

内容から作るべきか、場から作るべきか。
そんな迷いをさらに深めたのは、ある肢体不自由児の保護者の言葉。

「放課後や休日の居場所作りはぜひお願いしたい。
でも、健常児と一緒は無理。理解してもらえないし、“お客さん”になってしまう。
知的障害児と一緒は無理。知的障害児の急な動きは肢体不自由児には避けられず事故になる」

重い。
そこをなんとかしたいと意気込んでいたのに、そここそが壁だった。

この壁がある以上、形だけぷれいすを作ってもうまくはいかない。

さて、どうするか。悶々。

笑顔は笑顔をつくる

障害のあるなしも
家庭の環境も
勉強の好き嫌いも
スポーツの得意不得意も

ぜ〜んぶ関係なく

みんながみんなを認め合い

ありのままであたりまえに

心地よく過ごせる社会

そんな社会を、子どもの放課後や休日から作っていきたい。

そんなことを考えている田﨑という一人の男のblogです。

どうぞ、よろしく。