SMILE make SMILES

ダイバーシティとユニバーサルデザインに興味あります。

soar night out!!!(2017/7/12)からの学びと気付き②

「人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていくプロジェクト」Soar(ソア)。
http://soar-world.com

そのイベント「soar night out!!!」(2017/7/12)に参加してきました。

今回のテーマは

「地域に安心できる居場所をつくる〜子どもも高齢者もその人らしくいられる場を〜」

ハイパー児童館ぷれいす設立を目指す私には真ん真ん中ストライクなテーマ。

お二人のゲストトークから得られた学びと気付きをまとめてみます。

今回は、二人目のゲスト、青山大蔵(あおやまたいぞう)さんのお話から得られた学びと気付きです。

青山さんからは、神奈川県厚木市のアミューあつぎ映画.comシネマ(http://atsugieiga.com)の取り組みをご紹介いただきました。
http://soar-world.com/2017/03/16/cinema/

閉館してしまった映画館を官民連携(PPP=Public Private Partnership)で再生させた青山さん。

ただ映画館を再生させるのではなく、地域の交流拠点としての映画館の再生を目指されました。

私個人の印象では、映画館は特別な場所で、映画を観るって特別なことだったけど、地域にあった小規模映画館(今で言うミニシアター)は、まさに文化的な地域の交流拠点だったという青山さんの信念がそこにはあります。

ただの映画館ではなく、地域の福祉を担う施設として高齢者が立ち寄りやすい雰囲気と料金設定、「映画による学童保育」を目指した放課後上映会、「みんなの学校」上映をインクルーシブ推進事業と紐付けて教員の研修に結びつけるなど、様々な仕掛けを通して、「地域のために映画でできること」を発掘し続けています。

サービスよりもホスピタリティを重視するというお話も印象的でした。

映画を観に来たお客さんが、それ以上にスタッフの方との交流を楽しんでいるなんて、素敵です。

青山さんは、この映画館の事業を通して、街から孤独をなくしたいとおっしゃっています。

「街から孤独をなくすことは簡単ではない。でも、やらなきゃいけない」

私がハイパー児童館ぷれいすをつくって目指すのは、「障害が生む壁や溝をなくしたい」ということ。それも、やはり簡単じゃない。でも、やらなきゃいけない。

信念をブレずに持ち続けることの大切さも学んだ時間でした。

社会インパクト投資…メモメモ…
http://www.kibowproject.jp/investment/impact.html