SMILE make SMILES

「笑顔は笑顔をつくる」をコンセプトに、誰もが「あるがままであたりまえに」過ごせる社会を目指す【田﨑】のblog。

「ふつう」ってなんだろう

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/jinken/281118.html

ネットで愛知県の人権啓発ポスターが秀逸と知り、県のHPにあたってみました。

難しい言葉です。

「ふつう(普通)」

そもそも、ふつうって?

例えば、鉄道には「普通列車」がありますよね。
普通といえば主に各駅停車を指すわけですが、なぜ各駅停車を普通というのでしょう?
JRの場合、特別の料金をとって通過駅のある列車、つまり急行や特急のことを「優等列車」と呼びます。そして、優等列車ではない列車のことを「普通列車」と呼ぶのです。

何が言いたいかというと、「普通」という概念は、「特別」な何かがあって初めて生まれるということです。
逆に言えば、特別な何かがなければ、普通という概念も必要ありません。

日本の社会では、障害者も外国人も特別です。突き抜けて何かができる人も特別だし、逆にできないことが多い人も特別です。
いろんな特別がある社会なだけならいいのですが、日本人には特別を特別視しすぎる傾向があります。そして、「普通」であることを自他に強要する風潮も、残念ながらあります。

でも、本来は一人ひとりが全く別の考えや生き方を持っているのですから、誰が「特別」ということはないはずです。「特別」がないのですから、「普通」もありません。

誰もがみんな、あるがままであたりまえに生きられる世の中になって、「普通」という概念がなくなったらいいな。

そんなことを考えさせられるポスターでした。