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SMILE make SMILES

「笑顔は笑顔をつくる」をコンセプトに、誰もが「あるがままであたりまえに」過ごせる社会を目指す【田﨑】のblog。

まだ凸でタクシーしてくの?

2013年、アメリカ・ニューヨークのタクシー「イエローキャブ」が、次世代標準機種として日産の商用バン「NV200」を採用したことがニュースになりました。
自国産業を守るイメージでかつ自動車メーカーに事欠かないアメリカが、日本の商用バンを次期タクシーに採用したことは、「日本の自動車工業を本場が認めた」というような形で取り上げられました。
しかし、このニュースのキモは日本車の技術力やらではないのです。

日本でも、この採用に合わせてNV200タクシーが2015年に誕生していますが、まだまだ少数派ですし、拡がる気配というものを感じません。

タクシーは、長らくセダンタイプが中心、というより、セダンタイプの(もっと言えばトヨタクラウンの)独壇場だったと言っても過言ではないくらいです。
これは、ただ「乗用車=セダン」という過去の時代の名残でしかないでしょう。それが、むしろ少数派なったセダンをタクシーに採用し続ける理由だとしたら何とも情け無い限りです。

NV200採用のキモは、日本車の技術力ではなく、バンタイプの汎用性にあるのです。

観光立国を目指すなら、旅行者の多い&大きい荷物を収容できるだけのラゲージスペースが必要です。
高齢化社会に対応していくなら、乗り降りのしやすさは欠かせない要素です。
子育てに優しい社会を目指すなら、乗り降りのしやすさに加えてベビーカーを収容する容量は必須です。
ダイバーシティを実現するには、下肢に障害のある人にも使いやすい車種である必要があります。

タクシーの本場・ニューヨークで日本車が採用されたぜ、やった〜ではあまりに幼稚な反応です。
なぜバンタイプがタクシーに採用されたのかという根本を考えれば、おのずとセダンタイプは淘汰されていくはずです。

2020年のオリンピック・パラリンピックを迎える頃には、バンタイプがタクシーの主流になっていることを切に願います。


タクシーが出てくるオススメの絵本です。
※本文とは関係ありません笑