SMILE make SMILES

ダイバーシティとユニバーサルデザインに興味あります。

いじめは深層から解決すべし

個人的ないじめられっ子体験と、私をいじめていたいじめっ子の分析を過去に書いた。http://smilemakesmiles.hatenablog.com/entry/2016/01/07/182910そして最近、こんな本を読んだ。反省させると犯罪者になります (新潮新書)posted with ヨメレバ岡本 茂樹 …

障害者と向き合う

今年も24時間テレビの季節がやってきました。毎年、障害のある人が様々な(時に必要以上の)チャレンジをする様子で感動を呼ぼうとする、あの24時間テレビです。何なんでしょうね。あの制作態度は。 毎年一定数の批判を受けているにもかかわらず、「頑張ってる…

村上春樹に触れるなら

世界に「ハルキスト」と呼ばれる熱狂的なファンを持ち、毎年ノーベル文学賞の受賞を期待される作家・村上春樹。私は、ハルキストとまでは言えないけど、村上春樹の世界に浸ることができるくらいには好きだ。村上春樹の文章の特徴は、なんといっても比喩だ。 …

まだ凸でタクシーしてくの?

2013年、アメリカ・ニューヨークのタクシー「イエローキャブ」が、次世代標準機種として日産の商用バン「NV200」を採用したことがニュースになりました。 自国産業を守るイメージでかつ自動車メーカーに事欠かないアメリカが、日本の商用バンを次期タクシー…

Meet the Other ! について

今年12月4日(障害者週間の日曜日)に開催をぶち上げたMeet the Other ! 。 しかし、2年続けての異動は思った以上に心身の負担が大きく、体調が整わない日々。 元々具体化が課題だったにもかかわらず、具体化を進めるだけの余裕が自分の中に持てずにいます。 …

Meet the Other!はどうするか

うつでキツいなぁ〜ってことを先日愚痴った(笑)ところ、Facebookではたくさんの方からコメントをいただきました。 なんとなくわかっていたけど、やっぱりちょっと無理しているんだなってわかって、コメントを下さった方々には感謝です。 さて、そんな無理ゲ…

あとはあなたの魅力

夕食までの時間、「笑ってコラえて」の20周年スペシャルを子どもと観てました。 朝までハシゴ旅20周年特別編@江古田 佐藤栞里ちゃんだけではなく、所さんもハシゴ旅。 あの企画、すごく好きで、偶然居合わせた人たちがいつも羨ましい。 ハシゴの最中、所さん…

うつでも頑張ってるけど

うつであることはすでに職場の方々に自分の口で伝えてあったけど、主任から「個々の先生方が対応に困ってるというか、迷っている。書面でうつの概要や必要な対応を示してほしい」という訓示を受け、先日作成してお配りしました。 受け取った同僚の先生方が、…

Meet the Other! はまだ白紙状態

想いばかりが募るけど、具体化が弱くて進まない Meet the Other! フェスみたいな感じはどうだろう。 特別支援関係の伝手を頼りに、ジャンルを問わずに出しゃばりたいこども(小〜高)を募って、ワイワイとステージを盛り上げてもらって、アイドルショー的なの…

謹賀新年度

学校勤めにとっては、今日は正月と一緒。年度改まって、平成28年度の始まりです。新年度は新天地で迎えました。前任校の光明特別支援学校(肢体不自由)はわずか1年の在籍でしたが、改修に伴う一年間の閉舎を受けての異動となりました。2年続けての異動はな…

撮ってもらって

「今度プロフィール写真撮ってよ」年賀状に書いた、そんな軽い一言から始まった。大学生の時、ボランティアリーダーとして参加したYMCA中高生のスキーキャンプ。そのメンバー(参加者)だった江藤はんなさんが、今はフォトグラファーとして活躍している。昨年…

進路指導ってなんだろう

仕事柄、特殊教育から特別支援教育へと受け継がれてきた実践を様々体感してきた。素晴らしい実践や引き継いでいくべき実践に数多く触れてきたつもりだ。しかし、知的に障害がある生徒に対する進路指導については、いささか疑問を感じている。進路先ありきと…

Meet the Other ! 進捗16/02/28

http://smilemakesmiles.hatenablog.com/entry/2015/12/16/184431【コンセプト】長すぎた上に、有名なフレーズを拝借していた部分を整理して以下に変更「みんなちがってみんないい」を全身で感じあって笑い合う幸せ空間⇩「わたしとちがう」に出会う場所【会…

一進一退、紆余曲折

というよりも、右往左往。今年、というか、近々に何を目指すのかと、ゆくゆくどうしていきたいのか。短期的目標と中長期的目標。気が急いてしまったか、近頃ややそれらがごっちゃになってしまった。よく陥る。とある方に、ハイパー児童館ぷれいすを作ること…

場を持つためには

戦略的かつ具体的に場を作る。そこから始める。エリアも絞れてきている(内緒だけど)。だったればこそ、法人格があった方がいろいろと都合がいいと考え始めている。初めてじゃなく、改めてそう思う。理由1不動産として空き家や空き店舗を借りるなりして手配…

作ってみるとはいうものの

前々回のエントリーで宣言?した通り、やっぱり作ってみなくては何も進まない。その試算として、我が家の近所の空き店舗を引き合いに出してみた。初期費用の概算をするには有意義だったかもしれない。ただ…手持ちの物件があるなら悩むことはない。空き家だろ…

障害者の表記よりも気になること

「障害者」という表記について、しばしば議論が起こる。「害」の字のイメージが悪く、「障害者」の差別につながるってことで、「障がい者」「障碍者」という表記にすべきと。「碍」の字が常用漢字になっていないため、「がい」の表記が比較的多く、窓口や部…

作ってみる

ハイパー児童館を作りたい。「ありのままであたりまえに」を本当に実現するには、乗り越えるべきカベや、取り組むべきコトがたくさんある。あるんだけど、結局は場を作ってみないことには始まらない。土壌作りが先か、具体的な場を持つことが先か、そんなこ…

特別支援学校とインクルーシブ教育

特別支援学校に医療的ケア児が多く在籍していることを、普段特別支援教育に携わらない方がどれだけご存知だろうか。医療的ケアが必要な子どもの教育は、様々な分野の先人方の尽力で格段に向上したと言える。従来医師と看護師、保護者しかできないと規定され…

いじめられっ子だったけど

私は小学校の6年間をいじめられっ子として過ごした。今、社会問題になっているようないじめられっ子とは違い、友達もいたし、少なくとも孤立はしていなかった。いじめっ子と遊んでいた記憶さえある。客観的には平和ないじめだ。とは言え、毎日暴力を振るわ…

事故報告のあるべき姿

今の職場は、事故報告が出ることをことさら避けているように感じる。事故が起きないことは大切だが、それが事故報告を忌む風土を生むなら問題がある。ハインリッヒの法則をご存知だろうか。1件の重大な事故の背景には29件の軽度の事故がありさらにその背…

地域の根ざす居場所

人口が増え続ける「日本一小さな村」にある"日本一子どもに優しい図書館"http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/04/funahashi-vill_n_8909360.html小さな村だからできる…ではなく、そこに愛があるからできる。子どもに優しいだけでなく、子どもを中心にして…

「Meet the Other !」開催!(予定)

日程2016年12月4日(日曜日)*12月の障害者週間(3〜9日)の日曜日寒いけど、そこはなんとかする。場所都内の大きな公園(代々木公園?)コンセプト「みんなちがってみんないい」を全身で感じ合って笑い合う幸せ空間インクルーシブな地域の居場所作りに向けて、ソ…

ギフテッド ≠ 障害児

ギフテッドと言われる人たちがいる。「天才児」とされるのは正確さに欠けていて、「天賦の才」がしっくりくるか。特定の才能が、早期教育や英才教育といった後天的な蓄積ではなく、先天的に身に付いている人を指す。ギフテッド教育も、子どもをギフテッドに…

それは指導なのか、対処なのか

障害児と関わる中で、自傷や他害、パニックなどに立ち会うことがある(もちろん、てんかんなどの発作は含まず)。自閉的傾向にある子どもの場合、特定のシチュエーションや相手に対してそういった不適応行動を起こすことも多い。その時、その時点での危険やケ…

差別と区別

鶴指眞澄・海老名市議がTwitterで差別発言「同性愛者は異常動物」http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/28/ebhinashigi-sabetsu_n_8674040.htmlこういった差別思想を当たり前に表明できてしまう人が、議員という公職に就くことは許せない。当該ツイートは削…

いじめっ子は悪人なのか

いじめは被害者の心で決まると書いた。では、加害者のことはどう捉えるべきか。いじめの撲滅が度々クローズアップされ、決まって使われるフレーズがある。「いじめはあってはならない」「被害者を全力で守る姿勢が大切」その度感じるのが、加害者に対する教…

相手の心に寄り添う尊さ

“大丈夫”と見過ごさず、どうか気づいてください。「いじめ」は私たちの身近にあるhttps://conobie.jp/article/4010「いじめをなくそう!」というと、いかにいじめが悪いことかの説諭とか、いじめの行為の例示とか、そんな対策ばっかりだが、それらが奏功して…

理解よりまず先に

http://plus-handicap.com/2015/11/6804/障害児と非障害児、社会とのつながりを目指すNPO法人Collable(コラブル)代表理事の山田小百合さんのコラムを読んで。障害児のことというと、理解啓発が課題とされることも多い。実際、理解が不足していることが引き…

「障害児」のいない社会へ

障害児の出産「茨城では減らせる方向に」 教育委員が発言http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/18/handicapped-child_n_8595128.html「『障害児』なんていなくなればいいんだよ」と、雑談の中で言った先輩がいた。でも、それは、リンクの71歳のババアが言っ…